間取り決めについて①

  • 2021年9月30日
  • 2021年10月3日
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今日は家づくりにおいて大事な間取りの決め方について説明しようと思います

ライフスタイルや個人によって変わるので今回紹介するのは自分にあった間取りの決め方についてです

僕も最初色々な要望を設計士さんに伝えてその後設計士さんからもらった間取りがいまいちピンとこず

そこから2か月~3か月くらい間取りをノートに何度も書き起こし(とても長い時間土地着工に時間がかかったためかなり迷える時間がありずっと迷ってました(笑))あ~でもないこ~でもないと試行錯誤し余分なものがついたり逆にシンプルにしてみたりと最終的にはよくわからずなっておりましたがなんとか脱出し何不自由ない理想な間取りを実現しました

自分なりの経験から最終的に落ち着いた間取りや何が大事だったかを今から伝えていこうと思います

こんな方にオススメな記事です

  • 間取り迷子になっている方
  • 導線をどのようにしたらいいかわからない方

それでは紹介していきます

間取りは千差万別

まず間取りは家族やその人のライフスタイルによって変わってくる部分だと思うので人から参考にできる部分もあれば参考にできない部分もあります

趣味がアウトドアであれば外部収納や土間を大きめにとる間取りが必要になってくると思いますし

デスクワークをするかたなら書斎やワークスペースが欲しいと思います

またホームパーティや家族、友達を呼んで集まりたいならほかのスペースを少し小さくしてでもリビングを広くとる選択肢はあります

しかしどんな人であれ実際の生活をよりリアルに想像することが大切です

現実と理想の生活を書き出す

現実と理想の生活を書き出すとはどういうことなのでしょうか

現実の生活とは今現在どのような生活をしているかを書いていきましょう

  • 朝起きたら最初にすることは何か
  • ご飯は椅子に座って食べるのか地面に座って食べるのか
  • 朝出かけるまでにやることはなにか
  • 帰ってきてまずなにをするのか
  • お風呂にはどうやって入るのか
  • 趣味は何なのか
  • etc…

というようにまずリアルな生活をできるだけ考えます

とにかく考えて何通りも現在の現実な導線を考えましょう

そして現実な導線を洗い出せたら今度は一番楽しい作業の理想的な生活を書き出しましょう

例えばですが

  • 大きなリビングがほしい
  • リビングにはでかい窓が欲しい
  • アイランドキッチンがいい… etc…

などです

ここで大事なことはすでに家具の配置も考えておくことが大事です

おきたい家具やどんなスペースにしたいか個人的にあると思います

なので大体どれくらいの大きさのものを置くというのを具体的に決めておくと後々に

物を置いたら狭くなってしまった

おきたい家具を置けなかった

という失敗をしないで済むのでおきたい家具の寸法はあらかじめある程度把握しておきましょう

それでは具体例として僕の現実的な生活と理想的な生活を例にしてみていきましょう

現実的な生活はこうです

平日の場合

起床→洗顔→食事(イスに座る)→服を着替える→出発

帰宅→手洗い→風呂→食事→パソコンや趣味の時間(ソファに座る生活)→就寝

このようなルーティンです

休日の場合

起床→洗顔→食事→携帯orパソコンor映画orスノーボードorスケートボードor買い物…..

など色々、休日はその日により違うのでどんな趣味があるのかなどを書き出しましょう

そしてその趣味に必要な道具やスペースを考えてどのような空間が必要かを考えで書き出しましょう

例)

映画鑑賞が趣味ならスピーカーを置く場所を決めておきリビングor寝室or鑑賞ルームの大きさ等を考える

その際に何人で鑑賞することが多いのかもイメージしておくと具体的なサイズが割り出せますので

実際に完成したあとにシックリとくる間取りになります

(一人が通れる通路幅は壁と壁に挟まれている場合は最低60cm、壁とソファ等の片方上半身が乗り出せる空間がある場合50cm、ソファとテーブル等の両方上半身が乗り出せる空間がある場合は40cmでも大丈夫です)

リビング等ではあまりギリギリなスペースにしてしまうと窮屈な空間に感じてしまうので

その辺はリビングの広さと相談して幅を決めましょう

座る空間は横幅60cm奥行45cmが最低限のスペースとなっています

次に理想的な生活はこうです

僕の場合

  • 庭でバーベキューをしたい
  • スノーボードやスケートボードやアウトドアができるように外部収納が欲しい
  • 映画や音楽鑑賞が好きなのでリビングで楽しめる空間が欲しい
  • 友達や親戚を呼ぶので広いリビングがほしい
  • 廊下をなくした間取りにしたい(無駄なスペース削減)
  • 収納は少なくても大丈夫(多いと必ず収納に詰め込んでしまいいらないものが増えるため)

こんな感じで要望を出したところ設計士さんから最初もらった間取りはおおよそこうでした(過去の間取りが残っておらず記憶をたどっています。。。手書きでラフなため申し訳ありません)

(リアルに下手で申し訳ありません(笑))

このような間取りを最初にもらいました僕がまず最初に気になったのは画面右側の子供部屋でした

子供部屋が壁で仕切られており音の漏れや扉が二つ続いていることが非常に気になってしまいました(現実的な生活)

それとガレージからキッチンまで行くのに荷物を持って移動するのに扉を開ける必要がある間取りで

直線ではない導線が一番に引っ掛かりました(現実的な生活導線を考えた結果)

おそらく設計士さんは帰ってすぐ洗面が便利だと思いこのような空間にしたと思いますが僕たちには不要な考え方でした

手洗い専用のスペースはもったいないとも感じていました

ウォークスルークローゼットも少しもったいない空間に感じました

L字型で片側にしか置けない幅だったのでそしてまた曲がるのがなんだか気になっていました

なので両側に置けるようなウォークスルークローゼットにしたいと伝え

そしてその要望をまとめて伝えたら次はこのようになりました(1か月くらいやりとりしてその段階です)

(これまた究極にへたくそでスミマセン(笑))

子供部屋は分けてもらいましたが少し狭いんですよね…..

確かこの時収納入れて子供部屋が6畳なくて新しい案もなんか微妙な…

しかしガレージからキッチンの導線はすごいシンプルな直線になり嫁も納得の間取りになりました

ウォークスルークローゼットから寝室までの導線もシンプルにまっすぐになり両端に服がおけることでかなりのスペース有効活用ができました

そしてトイレ横の手洗いはというとトイレの中に組み込むことでコンパクトに収納できたので

玄関横が広くとれるようになったことで玄関をへこませて一歩目が入りやすいようにしました(玄関へ入るために実際にシミュレーションした結果)

そして子供部屋の不満を告げさらにこの時に玄関入ってすぐのキッチン裏の壁にフォーカルポイント(視界の中心となる部分)を作るための

サイドボード設置のためにスペースをあけてもらうようにお願いし調整してもらった結果がこちらの間取りになります

(ようやくまともな間取り図(笑))

この間取りができたときにはかなりの達成感がありました(笑)

しかし……人間欲がでるものでここからが自分的にはやばかったです(笑)

欲を抑えよ

完璧に思えて自分も嫁もかなり満足のいく間取りができたのですが

僕の土地は特殊で間取りを作ってからも土地の関係でとても時間がかかり間取りを完璧にしてからも考える時間ができてしまったんですね….それが悪夢の始まりでした……..

時間が長くあったため完璧だと思った間取りをさらにいい暮らしができないかと考え続けた結果ずっとあこがれていた中庭が欲しいという魔のささやきがきこえてきて

それはそれは大変でした……..

今あるキッチンの部分を中庭にしてキッチンの向きを変えパントリー側にズラし…..

などと本当に寝る間もなくノートにずっと書き続けて嫁も一緒にパズルゲームのように間取りをあてはめていく作業を二人とも一カ月くらいリアルにやっていました(笑)

間取り迷子ってやつですね(笑)

しかしその作業も一カ月ほど時間がたてば心身共に疲れたのでいったん冷静になることができ日本の事情やら考えてやはり中庭はやめておこうと二人で考えて無事にやめれました(簡単に書きましたが本当に取りつかれたみたいな生活をしておりかなり家づくりで心身ともに削られていて不安ばかりでした(笑))

結論

最終的に現実的な生活理想的な生活のバランスが崩れてしまっていると理想な間取りはできないと感じました

中庭を欲しがっていた自分は完璧理想ばかり追いかけていて現実をほったらかしにしていました(笑)

家づくりはとても夢があるのでどうしても理想的な生活を見てしまいがちですが実際にはかなり現実的な生活や現実的な選択の繰り返しですので

間取りを悩みすぎるかたは少し現実的な生活を意識して考えてみてはいかがでしょうか?

そして悩まれる方に多いのは便利さを求めすぎるかたにも多い印象です

そういう方には便利なんてものは慣れてしまえば大したことはないですし

むしろ今の時代不便を楽しめるくらいの心を持っていると家づくりの新しいアイデア等がでてきて新しい家づくりの楽しみ方がでてきます

この考えも頭の片隅に入れてもらって家づくりを進めてもらえたらなと思います

最後まで読みいただきありがとうございました

それではよい家づくり生活を!!

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