最初に言います。
あなたは今安心していますか?不安に思っていますか?
安心しているあなた、あなたが一番危険です・・・安心という状況こそが一番危険なのです
これから何故安心している状況が危険か、ゆっくりと日本の状況を説明していくので理解を一緒に深めていきましょう
今回は最近の円安、物価高なぜこのようなことが起きているかそして物価はこれから上がることが予想されていて日本はこれからどうなっていくかを説明したいと思います
金融とは入り口が入りづらいのですが理解しようとこの記事を読めば理解できるような内容にしています
金融と聞いてシャトアウトされる方や難しそうと思われるかた!大丈夫です!理解しようと思えばだれにでも理解できるような内容でお届けします。それではどうぞ・・・
コロナが流行って起こったこと
まずコロナが流行り始めた2020年のことですがその時にロックダウンなどで一気に経済が冷え込んだのはみなさんの記憶に新しいと思います
経済が冷え込んだあとそれぞれの中央銀行(日本では日本銀行)が行うことはお金の大量印刷です
何故大量に印刷するのか?お金の大量印刷が起こすことはなんでしょうか?一緒に考えてみましょう
希薄化する価値
日本に100円しかなかった時代を想像してみてください
1円持ってる人はかなりの大金持ちといえるでしょう。そしてお米の値段はおそらく0,0000000001円くらいではないでしょうか?それくらいの値段ではないと市民は買えません
逆に日本に1000兆円あったときは1円もってるだけでは大金持ちはとは言えませんね?
おそらく1兆円ほど持ってないと大金持ちとはなりません、そしてお米の値段は1000円くらいにはなるんではないでしょうか?1円だと安すぎて農家さんは大変そうに感じます
お金の量が増えると物価が上がり、お金の価値が希薄化することはなんとなくイメージできましたか?
それは各国で起きてコロナ騒動により各国のお金の価値の希薄化が始まりました。
しかし・・・それと同時に起きたこと・・・
円安、円高?
そしてお金の価値が希薄化することによって物価が急上昇しました。
これもおそらくみなさんニュースなどで見ていると思います
それには原因が大きく二つあります
一つは先ほど申し上げたお金の価値が希薄化したことです
もう一つは円安が大幅に進んだことです
なぜ円安が進んでいるかを順を追って説明するので一緒に理解を深めていきましょう
それぞれの国がお金を印刷している間はどの国もお金の価値が下がっているのでいいのですが
もし一つの国だけがお金を大量に印刷していたらどうなるでしょうか?
例を見てみましょう
例)A国のお金が1000円しかなかったのを1万円まで印刷しました
B国のお金も1000ペソしかなかったのを1万ペソまで印刷しました
そうなるとA国のお金の価値=B国のお金の価値となります
しかし、A国のお金を100万円まで印刷しました、そしてB国はお金を印刷していません
そうなるとA国には100万円、B国には1万ペソにままだと単純に今までの価値基準でいくと
A国の100円=B国の1ペソとなります。お金が100倍の量違うわけですから100倍の価値の差があるわけです
なので今までA国は1円払えばB国の1ペソを買えたことになりますが現在はA国は100円払わないと1ペソが買えないことになります。
これがA国は円安になった。B国はペソ高。と言われている状況です
そうなると物価はどうなるか?貿易を見てましょう
A国がB国に1ペソで売れる物を輸出しました。B国はそれを1ペソで輸入するために100円を支払いました
そうなるとA国は今まで1円=1ペソのものを輸出してましたが1ペソゲットできたことで今は100円に換金できるので1円のものが100円で売ることができました。
円安になったA国は同じものが今までの百倍の値段で売れたことになります
円安になると輸出業がとても有利になります
対して輸入は?
B国のガソリンが1ペソで売られている場合A国は今まで1円でガソリンが買えてたものが100円かかることになり100倍の値段で買うことになります。なので輸入品はとても不利になることになります
おそらくこのイメージはとてもつきやすいと思います、現状の状態なので・・・(現状は石油の産出量を制限していることから石油自体の値段も上がっていることも関係しています。)
現状日本は原材料はほぼ輸入に頼っており加工品を輸出する産業が多いため輸入する原材料の値段そのものが円安と各国の物価上昇により高騰しています
なので材料費が高騰しているので輸出業も儲けの大きさはそれほど変わらない状況であります。
現在の状況は??
輸入品は円安の関係で高く仕入れる必要があるので、原油や食料品などは高くなり物価は上昇しています。
更に円自体の価値が薄れているので物価は高くなっています
なら円高にすればいいのでは??とおそらく思いますが日本はそれができないのです
ここが今回伝えたい大事なことなので気合いれてフンドシまいて一緒に学びを進めていきましょう。
日本の出口戦略がないと言われている理由・・・
コロナ過で日本を始め海外諸国は一気に貨幣の大量印刷を行いました
しかし、それにより貨幣の価値がが薄れてきてインフレ(物価の上昇)がすごい勢いで始まったため、物価上昇を抑えるために政策金利を上げるという政策にでています
金利を上げるとどうなるか?そもそも金利とは?
金利とはお金を借りるのに必要な利子のことです
お金はその国の中央銀行(日本銀行)が各民間銀行にお金を貸すことでお金が世の中に出回っていきます
中央銀行の金利が低い時は民間銀行に低い利息で貸せるので民間銀行は低い利息で僕たちにお金を貸すことができます
例)0%の金利の場合
100万円を借りるのに100万円返せば借金返済となるので誰でも気兼ねなく借りやすい状況といえます。
なので政策金利を下げるとお金を借りる人が増えて、市場にお金が出回る量が増えるのです・・・
しかし借りる人が増えすぎて、お金が出回りすぎると貨幣の価値が薄くなり物価の上昇が進んでいき
市民が買えない物価になってしまうので中央銀行はそれではまずいということで政策金利を上げて物価の上昇を抑えようとします。
なので金利を10%にあげました・・・そうなるとどうなるでしょうか?
例)10%の金利の場合
100万円を借りるのに110万円を返さなければならなくなりますので負担が増えます・・・なので0%金利のときの100万円を返せばいい状況よりは借りる人は少なくなるでしょう。
なので市場にお金が出回る量がかなり絞られ(返す額が増えるので)物価の上昇が止まることになるのでお金の価値が戻ってきます
この話をふまえて先ほどの話と混ぜると、A国とB国はお金を大量に印刷して物価が上がりすぎた結果A国は金利を上げて物価の上昇を抑える動きをしますが、B国がもし金利を上げないままだとお金の価値は A>B となります(A国のお金の価値は上がるがB国のお金の価値は希薄化したままなため)
現在の状況に合わせるとAは海外諸国、Bは日本となっています
なら日本も海外と同じように金利を上げればよいのでは?という意見が出ると思います。しかし日本は何度もいいますが金利を上げたくても上げられない状況なのです
なぜ上げられないか?説明していきます
その理由の一つとして日本の住宅ローンが関わっていますので
日本の住宅ローン金利の借りている種類に着目していきましょう
日本の住宅ローンの金利は

このようになっており過去に類を見ないほど安くなっております。
更に見てほしいのが金利の上昇や下降は一年や二年で1%2%が簡単に変わっているのが分かります
(これは当時バブル時代であり物価が高くなったことで金利を上げて物価の調整を図っていました)
現在でいうとゼロ金利政策という日本銀行の政策で民間銀行は0%金利で日本銀行からお金を借りられるためキャンペーンなどと銘打って現在は住宅ローンを変動金利で借りると0,5%ほどの低金利で借りられる状況です。
続いて不動産価格と給料の推移を見てみましょう


このように不動産価格は上がっていますが給料は全く上がっていません
これはどういう状況かと言いますと金利が安いから給料は安くなっても不動産をみんな買える状況なので
不動産の価格が上がっています
おそらくNFTをやっている方だと理解しやすいかと思いますが売れるから値段が上がっていくわけです
そしてお金の借りる金利タイプですが一般人がお金を借りるのに金利の種類が大きく三つあります
- 変動金利
- 期間固定金利
- 全期間固定金利
の3種類です
変動金利とは一番金利が安いが民間銀行の金利の変動と同じ動きをするので金利が上がるなら一緒に上がる、下がるなら一緒に下がるというプランです
期間固定金利は二番目に金利が安く一定期間はどのように金利が変動しても借りている金利は変わりません。しかし一定期間が過ぎると金利は変動します(変動は契約による)
全期間固定金利は三つの中で借りている金利が高いですが返すまでずっと変わらない安心できる金利プランです
現在はどの金利プランで借りている人が多いのか見てみましょう

このように変動型が年々増えているのが分かるとおもいます。これはおそらく金利が上がらないと思っている方が多く、目先のことを考えれば変動金利が安いのでお得に思える、またほかの人も変動で借りてるから・・・という理由が多いと思います
この状況を深堀していきましょう
現在は各国お金を大量に印刷してお金の価値が下がり物価が上昇している状況
物価が上がりすぎてアメリカや欧州各国は金利を上げて物価の上昇を抑えようとしている動きがある(アメリカは今年中に1回金利をあげてあと2回金利を上げる予定を中央銀行FOMCが発表している)
しかし日本は金利を上げているどころかまだお金を印刷しているので日本のお金の価値は
ドル、ユーロ>円 が加速し輸入品の物価が大幅に上がり国内の物価が大幅に上がっている
しかし日本は金利を上げるにも変動金利で借りている人が多く金利を上げてしまうと日本人は給料上がらず不動産価格が上がっている状況でお金を借りているので金利があがると返済ができない状況になってしまう・・・
なので日本は金利を上げることができない。それを日本銀行が分かっているため金利を上げていません
しかし物価がどんどん上がる→金利を上げることができない→物価が上昇する
これは卵が先かにわとりが先かの話になりますが日本国民のある程度の割合が生活品が買えない物価になると当然物価を下げるために国民が動き出します。物価を下げろと・・ストライキが・・・しかし・・・下げるためには金利を上げなければなりません・・・結果的に自分たちは借金を返せなくなりそのお金を借りている多くの民間銀行はたくさん返せない人がでてくるため破産します。
それと同じ状況で最近あった事件が記憶にあると思います。
そうです
2008年に起きたリーマンショックと同じ状況なのです
それと同じことが今度は日本で起きるのです・・・・
リーマンショックとは不動産バブルで起きたもので不動産価格がずっとあがるのでみんな不動産を買っていったのですがあるとき不動産価格が上がらなくなったときにみんな不動産が売れずに借金が返せなくなり銀行がつぶれたことで起きた事件なのです。その事件をきっかけに世界での大不況が起きました
なら日本はどうしていくのか?
僕が思うに・・・というか現状をしっかり理解すればこれは誰でも理解できることであり、日本がいかに出口がなく問題を先延ばしにしていることが理解できたと思います
いつだって大衆は間違えますこれだけは事実です
変動金利を借りているのは6割以上というのはグラフを見ればわかります。この人たち過半数以上の選択を筆頭に経済はくずれていきます。
僕が言いたいのは日々勉強を怠らないこと、みんながこうだからこうしておけばいいと思い込みみんなと同じだから安全だと思うことが一番危険だということを伝えたいです
冒頭でも伝えましたが安心している状況は物事を危険だと思わないため状況が変わって危険な状況になっているのにそれに気づかないことが多々あります。そして安心だと思い込んでいるため行動を起こす人は少ないのです
なので一番大事なのは常にリスクをとり、大丈夫かな?と不安に思うような状況を創り出すことです
そうであれば危険な状況になればアンテナを張ってるので自分の状況を変えようと行動するのです
ならこれからどうすればいいのか?という質問がでてくると思います
その答えは日本がつぶれてから日本を復帰させるための準備をしておく。そしてその準備とは個人で考えて個人が意見を出すこと・・・が答えになります
日本は出口がないため必ずダメになり一度つぶれます
なので準備をしておくことが大切になります
準備とは?今の会社以外での収入を確保する、これから成長するような分野に投資をしておく、経済の理解を深めていく・・・etc・・・どれもやるべきことですしこれには100%の答えというものはありません。むしろ答えだと思っているものは安心する状況を創り出すので危険だと思います
なので周りの意見に流されないで個人で集めた情報から自分で答えを導くことが大切だと思います
僕が賭けているのはNFT業界
個人的な意見になりますがこれからはNFT(Non fungible token)がそんな日本の状況を変えるのでは?と思ってます。
※NFTとは?こちらの記事
なぜならNFTは日本人がもとは得意とする価値を創り出すことです。漫画やアニメのような独自文化を創り上げ他国にはない独特な文化を日本は常に創り上げていっています
現在はNFTは投機(投資的意味合い)の割合が強く特に海外では一瞬で値段があがり、一瞬で値段が下がるということがあります。
日本のNFT業界はまだ小さいためそこまで値段の劇的な上昇などはありません、しかし日本は日本のやり方で徐々にNFTに価値がついています。
価値とは一気にあがるものは一気に下がる傾向があります。
なぜなら一気に上がるときは買った人は投機的に買うため高くなったらすぐ売るため値段が下がっていきますそして一瞬で食いついてきた人ばかりなのでそのものに対しての情熱がありません
しかし徐々に上がっていくのは欲しい人が徐々に増えているものなのでそのNFTを買う動機は他にあることが多いのです(もちろん将来あがると思っている人がいますがすぐには手放さないという意味)
そうしたものに本当の価値はあるのではないかと僕は思っていますので日本のクリエイターの方はあせらずゆっくりと価値を上げていくべきだと思っています。
流行を創っているではすぐ廃っていきます
手法で流行というものは創れるかと思いますがそれでは永続的には続きません。
永続的に長く愛されるには?価値とはなんでしょうか?
僕たち日本人が考えていくべき課題ですそして
これから日本が終わったときにNFTが日本を引っ張っていく未来がそう遠くないうちにくるのではないか?という想像をしながらこの記事を書かせてもらいました
日本の昔の貨幣を未来の貨幣にするために立ち上げたNFTコレクションを創っています
Xデーが来た日本を復活させるために創っています見てみてください
更に日本のNFT業界を大きくするためにNFTクリエイタを増やす活動をしています
副業をされたたい方、どこでも何時でも縛られずに稼ぎたい方コメントをくださいその活動の支援をさせてもらいます
作品コンセプト
CRYPTO INOPEE ROAD MAP
作品ページ
https://opensea.io/collection/crypto-inopee
最後までお読みいただきありがとうございます。